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通常検査と即日検査の違い

HIV検査の「スクリーニング検査」と、「確認検査」ってなに?

HIVの検査は、まずスクリーニング検査というものが行われ、その検査で陽性になった場合のみ確認検査が行われます。「スクリーニング検査」は、HIV感染の可能性がある反応を高感度にみつける検査方法で、HIVに感染していなくても陽性となることがあります。

スクリーニング検査で陽性になった場合に次に行う検査が「確認検査」で、この検査は真のHIV陽性かどうかを調べることができる検査となっています。

通常検査(一週間検査)と即日検査、かかる時間が違うのはどうして?

通常検査(一週間検査)ですが、この検査では採取した血液(検体)のスクリーニング検査と、スクリーニング検査が陽性だった場合には確認検査まで行うので、すべての検査の結果を受け取るまでに一週間かかります。

一方、即日検査は、結果がすぐに出る検査法を用いてその場でスクリーニング検査のみを行うので、その日のうちにスクリーニング検査の結果のみを受け取ることができます。(陽性の場合は確認検査を行う必要があるので、一週間後以降にもう一度検査場を訪れる必要が生じます。)

通常検査は採血と結果受け取りの、計2回検査場に行く必要がありますが、即日検査は陰性の場合は1回検査場に行くだけでよく、2回行く時間が取りにくい人には受けやすい検査であるといえます。

即日検査で数時間のうちに結果が分かるならわざわざ通常検査を受ける必要は無いの?

前の項目で説明した通り、スクリーニング検査とそれが陽性の場合の確認検査まで行った結果を一週間後に返すのが通常検査です。一方、即日検査は、スクリーニング検査だけを行った結果を当日返すので、 即日検査の結果が陽性になっても、それがHIVによるものかどうかはまだわからない、という事になります。

通常検査では、たとえスクリーニング検査で陽性反応が出ても、確認検査まで行った結果を返すので、即日検査のように中途半端なままの結果を聞かされ、さらに一週間も不安なままで待つ必要がないので、それを避けたい人にとっては、即日検査よりも通常検査の方が適しているかもしれません。

即日検査では、はっきりしない結果をもらう事もあるってことですね。

そうですね、即日検査で陽性となった時は、当日は「はっきりしない結果(=スクリーニング陽性、要確認検査あるいは判定保留)」を受け取ることになります。そして、確認検査の結果を一週間後以降に改めて受け取りに行く必要が生じます。その日のうちに検査結果が分かると思い即日検査に行って、『また後日きてください』と言われたら、予備知識や事前説明がないままに検査を受けた人は混乱するかもしれません。当然、感染していると思いこんで不安を抱える事もありえます。即日検査を受けて陰性となった場合は、ウインドウピリオド※を過ぎていれば、HIVに感染していない事が確定します。

※ウインドウピリオドとは、HIVやその他の性感染症に感染していても検査結果が陰性になる時期のことを指します。検査は感染機会から一定期間空けないと正しい結果は得られません。この期間の目安は、HIV(通常検査)、梅毒、B型肝炎、クラミジアの各検査はおよそ2ヶ月。HIV(即日検査)C型肝炎はおよそ3ヶ月です。検査直前に感染機会があり、心配な人は上記期間をあけて、もう一度受検する事をおすすめします。
即日検査といっても、その日のうちにはっきりした結果が受け取れるとは限らないんですね。

これまで説明してきた通り、即日検査は陰性であればその日のうちに結果が得られる、利便性の高い検査法です。ただ、便利で気軽に受けられるだけに陽性(=要確認検査・判定保留)の結果を予想していない場合には、 気持ちの整理がつかない状況になる事もあります。

検査を受ける時には「検査で自分のHIV感染がわかるかもしれない」という心構えが必要になります。通常検査では結果が出るまでに一週間程度の期間があり、この間に、HIV陽性だった場合について、自分自身の考えが整理でき、結果を聞く心の準備ができるかもしれません。

しかし、即日検査では採血から結果が出るまでの時間が短く、心構えをする時間がほとんどありません。どちらの検査を受けるにしても、受けようとしている検査で何がわかるのかを知った上で、気持ちを十分に確かめてから行った方が良いでしょう。

確認検査の結果を待っている人も利用できる相談先があります。→HIVホットライン
第4世代抗原抗体検査ってどんな検査?

通常のHIV検査は、血液の中にHIVに対する抗体があるかどうかを調べる「抗体検査」が一般的です。「第4世代抗原抗体検査」は、HIVを形作るタンパク質の有無を調べる「抗原検査」も同時に測定できる、「抗体検査」単独より早い時期からHIVに感染しているかどうかがわかる検査方法です。