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A型肝炎

A型肝炎は、知らない間にウィルスを含む便を介して感染が起こるので、肛門周囲をなめる(ケツ舐め、リミング)、肛門に触れたペニスをなめる、口に入れる、肛門に触れた指や手をなめる(指マン)、セックスの時に、使っているおもちゃを共有する、セックス後に手を洗わずに調理する、食事するなどの行為で、感染することがあります。

症状

A型肝炎ウィルス(HAV)の感染による肝臓の病気です。感染力が強く、1〜2ヶ月の入院が必要になる場合もあります。まれに重症化すると死に至ることがあります。治療に時間がかかることが多いので、早期の発見・治療が重要です。急な発熱、全身のけん怠感、食欲不振、おう吐など風邪に似た症状が出ます。また、濃い茶色の尿が出たり、便の色が薄くなることもあります。

治療

肝炎の治療は1日中安静にして、肝機能が回復するのを待ちます。必要があれば点滴や薬による治療が行われます。肝機能が回復するまでの期間は症状によって異なり、1~2ヶ月間入院することもあります。
治療に関しては 肝臓の状態や全身状態を把握し経過をみながら行う必要があるため、治療にあたっては肝臓専門医とよく相談することが大切です。

予防と検査

予防にはワクチン接種が有効で、日本ではワクチンは初回とその約4週後、6ヶ月後の3回接種する必要があります。ワクチンの効果については個人差もあり、費用は医療機関によって異なるので事前に医療機関に確認することをお勧めします。トラベルクリニックなど、複数の医療機関でA型肝炎ワクチン接種を行っています。「トラベルクリニック」「A型肝炎」などで検索してみてください。

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