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南界堂通信〈秋号|第20号〉

薬食男源

薬の飲み方について

薬は直接食事と関係あるものもありますが、必ず食後でなければいけない薬は少ないです。

食後になっていることが多いのですが、理由の一番は胃腸障害を避けることが目的の一つです。同時に生活スタイルとお薬の飲み方をそろえることで、薬の服用率を上げることも大切です。

患者さんの中で良く聞く意見は「昼食後の薬を持って出るのを忘れて飲めないことが多い」「朝が遅いので昼食後まで、あまり時間が空いていないから飲めない」などそういった場合、担当のお医者さんに生活のリズムと薬を飲むタイミングが合っていないことを相談することも一つの方法です。高齢の方で「食事がとれないから薬を飲んでいない」と言われたこともあります。その場合、薬を飲むことを優先してくださいとはなしたこともあります。

また薬の中には、空腹時で飲まないといけないものや、逆に抗HIV 薬の中には血中濃度をあげるためにカロリーを、とらないといけないものもあります。

処方箋薬をもらう時には院外薬局の薬剤師さんに相談してもらうことをお勧めします。

薬の飲み合わせについて

アルコールと睡眠薬の併用は避けて頂きたい一つです。睡眠薬の眠気をアルコールで増長してしまい、夜間トイレに行こうと起きた時に転倒してしまうなどのおそれもあります。寝る前の薬をアルコールを飲むことで飲んだか飲まなかったか?忘れてしまうこともあると思います。それはドラッグも同じことです。毎日必ず飲まないといけない薬を飲んだか飲まなかったか?忘れて重ねて飲んでしまう危険もあります。

中高年層について

中高年になると高血圧・痛風などの病気も悲しいかな検査値異常・要再検査などと健康診断でひっかかることもちらほら・・・「薬を飲みだしたら一生飲み続けなければいけない」な~んてことはありません。まずは食生活改善。塩分を1日6g目標、水分を1日1・5ℓ目標たったこれだけで薬だって減らして行けますよ。

でも飲まなくてはいけなくなった場合、1日1回でも大変です。休みの日はゆっくり寝たいし、朝仕事に行くときは忙しくて忘れてしまうことも、今日飲んだっけと思う事も。

まずは生活スタイルと薬を飲むタイミングを合わせることが大切です。タイミングは一人一人違うのが当たり前です。処方箋薬を飲むことになった場合は処方箋を書いてくれる担当医師に相談し医師から指示されたことを守ると言うより自分も処方設計に参加するとおもってもらうのが良いと思います。

きらめき薬局

大阪医療センターの西門前にあるきらめき薬局。季節ごとに色とりどりのお花を飾っています。来局者のプライバシーを一番に考慮し、薬局としては珍しい個室の相談スペースも設置しています。気兼ねなくなんでもご相談ください!お薬の事はもちろん、食事指導のご相談にものりますよ!
〒540-0012 大阪市中央区谷町4丁目6-3 シーダプレイスⅡ
TEL.06-6942-0311

文・きらめき薬局

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